【調査レポート】日産のスポーツカー売却実績ランキング  日産といえばこの車たち!

クイック・ネットワーク株式会社(本社:兵庫県神戸市中央区 代表取締役:田畑翔利)は、愛車買取オークションSellCaの運営を行っております。愛車買取オークションSellCaの出品データから日産のお車の中でも特に高額売却されたスポーツカーについてランキングの調査をいたしましたので、ご報告させていただきます。

調査機関:自社調査

調査日:2018年04月06日~2023年05月29日

調査対象:弊社で取引されたお車のデータ938件(日産のお車に絞って)

調査方法:自社保有データ分析 高額で落札されたものを上から5つ抽出(車種が同じもの、乗用車でないものは除く)

  • フェアレディZ

最初にご紹介するのはフェアレディZです。

写真で取り上げているものは

グレード:ニスモ

年式:2014年

走行距離:24,195km

となっております。

フェアレディZニスモの新車価格は522万円(オプション等除く)からといわれています。

9年落ちで驚異のリセールとなっているこの個体がここまで高額となった理由は明確で、グレードがNISMOだということです。標準的なグレードと比べると新車時で100万円以上も高価になってしまう、最上級グレードのNISMO。その内容は、完全に別物のZだというべき存在です。

Z NISMOは、日産のレース活動を担うメーカーワークスのNISMOが本格的にチューニングし、内外装だけでなくエンジンやサスペンションまで専用で手が加えられたワークスフルチューンともいえるモデル。どちらかといえばGTカー寄りの性格であるフェアレディZを、完全にピュアスポーツカーへと変貌させています。走りの好きな人やサーキットを走りたい人には最適なフェアレディZだといえるでしょう。

この個体に関しては、NISMOである上に6速MT、走行3万km未満ということもプラス査定につながっています。同じような条件のクルマを中古車市場で探すと(かなり少ないレア車ですが)、軒並み定価以上のプライスが掲げられているプレミアモデルです。

(成約時期:2022年12月)

  • 180 SX

次にご紹介するのは180SXです。

写真で取り上げているものは、

グレード:タイプⅡ

年式:1991年

走行距離:8,770km

となっております。

180SXタイプⅡの新車価格は210万円(オプション等除く)からといわれています。

このクルマが出品された瞬間は、バイヤーですら驚いたかもしれません。そのくらい貴重な個体です。今から32年前のクルマがきれいな状態で保管され、走行距離はたったの9000km。しかも、中古車市場では改造されている個体が大半を占める180SXで大変珍しいフルノーマル車です。正直、よくこんな条件のいい個体が存在していたものだと驚きました。

後期型、タイプⅡ(ターボ車)、MT車という、市場でもっとも人気のある3条件がそろっていることも大きかったでしょう。ボディカラーも人気の黒で、外装には傷や凹みなどは一切見当たりません。ただでさえ市場価格がここ数年で高騰している180SXで、もう二度と出てこないかもしれないくらいの貴重な条件の個体です。落札価格が高額になったのにも納得です。

(成約時期:2021年3月)

  • シルビア

次にご紹介するのはシルビアです。

写真で取り上げているものは

グレード:スペックRエアロ

年式:1999年

走行距離:72,174km

となっております。

シルビアスペックRエアロの新車価格は260万円(オプション等除く)からといわれています。

シルビアの人気は凄まじいものがあり、前述の180SXよりも相場は高めです。特に年式が新しいS15型は高値で取引され、中古車市場の価格は年々上がっていく一方です。サーキットではグリップ、ドリフトとどちらでも楽しめるクルマでもあり、特にドリフト用としてはそのコンパクトなボディサイズと、チューンアップパーツが豊富に揃うなどの理由により根強い人気を誇ります。

そんな背景もあってか、多少走行距離が伸びていようと、改造多数の個体であろうと、高値で取引されています。この個体のように中身はほぼフルチューン状態でも、その内容を逆に欲しがる需要があるので値崩れしません。これはシルビアだからの特徴だともいえるでしょう。この個体に関しては、ターボ車、MT、外装がほぼノーマル(純正エアロ仕上げ)という好条件もあり、大幅に高騰したと考えられます。

(成約時期:2021年9月)

  • スカイラインGT-R

次にご紹介するのはスカイラインGT-Rです。

写真で取り上げているものは

グレード:GT-R Vスペック

年式:1999年

走行距離:151,945km

となっております。

スカイラインGT-R Vスペックの当時の新車での価格は大体559万円(オプション等除く)からと言われています。

前回のスーパーカー買取でも登場したR34型のスカイラインGT-Rですが、中古車市場ではどんなに安くても1000万円を下まわることがないほどの高騰ぶりです。R32型から始まる第2世代GT-Rは、アメリカ市場への25年ルール解禁に伴い日本に現存した個体の多くが海を渡っていきました。このR34型もその煽りを受け異常なほど高騰していますが、1999年登場ということもありまだ25年ルールが解禁されていないモデルでもあります。この個体のように15万kmオーバーの過走行車両でも、高値の買取が期待できます。

この個体は、ほぼノーマルでしたので特に評価が高くついています。15万km超えで評価点3.5が付いていることからも、内外装の状態が良いことがわかります。

(成約時期:2022年3月)

  • GT-R

最後にご紹介するのはGT-Rです

写真で取り上げているものは

グレード:トラックエディション エンジニアード by NISMO

年式:2017年

走行距離:11,325km

となっております。

GT-Rトラックエディション エンジニアード by NISMOの当時の新車価格は1370万円(オプション等除く)からとなっております。

5年落ちで走行1万km強の個体であればそれほど安価になることもないGT-Rですが、この個体が新車価格を上まわったのはグレードのレア度とオプションによるところが大きいと考えられます。

まずグレードのトラックエディション エンジニアードby NISMO(以下TE)は、非常に人気の高いグレードです。当時のGT-Rにはグレードが5つありました。通常時の快適性も重視したピュアエディション/ブラックエディション/プレミアムエディションに対し、ほぼサーキット専用ともいうべき最上級グレードのNISMO、そしてその中間ともいえるTEです。TEは標準的なボディ(厳密にいうとフロントフェンダーがワイド化されている)に、NISMOと同じボディ補強とサスペンションを装備。標準仕様よりもスポーティでNISMOよりも快適というイイトコ取りをしたグレードでもあります。新車価格がそれなりに高価なこと、そして中古車市場でもまだ数は少ないことから高額落札につながったと考えられます。

そしてもう一つのオプションですが、この個体には多くの社外パーツが取り付けられています。しかもTOP SECRETやHKSといった国内有名チューナーのパーツが多く、さらにノーマルパーツも付属してくるというオマケ付き。すべて一緒に売られていれば、オーナーはカスタマイズとノーマルのどちらの仕様にもできるということも大きなポイントとなっています。

(成約時期:2022年3月)

今回は日産のスポーツカーの売却実績について紹介いたしました。

詳細な売却金額はセルカのホームページからご覧いただけますので、いくらで落札されたのか気になる方はぜひご覧ください。

また、今回出てきたようなカスタムされた車というのは業者によってはカスタムパーツが評価対象にならなかったりすることもございますが、セルカでは7000社以上のバイヤー様に登録いただいておりますのでカスタムされた車を評価してくださるバイヤー様も多数いらっしゃいます。もちろんカスタムの内容によって評価が変わってきますので、自分の車はどうなのか気になるという方はセルカにご相談ください。

しかしながら、今回紹介した売却実績はほんの一部にすぎません。

他にも高額で落札された車がたくさんございますので、自分の車はいくらなのか気になった方は是非下のURLからご確認ください。

https://www.sellca-sellcar.com/

  • 愛車買取オークションサイト「SellCa」とは

クイック・ネットワーク株式会社が運営する愛車買取オークションサービスです。これまでの中古車流通フローではいくつも中間業者が間に入っていたためその分買取価格が低くなる傾向にありました。「SellCa」ではお客様のお車を査定後、7000社以上のバイヤーが登録しているSellCa独自のインターネットオークションに出品し、そこでバイヤーが競り合うシステムとなっています。余計な中間業者を省き、お客様と全国のバイヤーを直接つなぐという手法をとることで、これまで中間業者が得ていた利益をお客様に還元できる仕組みとなっています。「SellCa」にお申し込み後、査定を受けていただくだけで出品することが可能です。また、「SellCa」は成約した場合のみ手数料がかかり、その額も何と一律でたった29,700円(税込)となります。加えて、設定金額に達しなければ無理に売っていただく必要もありません。その際のキャンセル料も不要です。ぜひ一度お問い合わせください。

愛車買取オークションSellCa:https://www.sellca-sellcar.com/

  • 会社概要

名 称:クイック・ネットワーク株式会社

所在地:〒650-0037 兵庫県神戸市中央区明石町44 神戸御幸ビル 4F

代表者:代表取締役社長 田畑翔利

TEL:050-3145-6917

会社HP:https://www.quicknetwork.co.jp/index.php

愛車買取オークションSellCa:https://www.sellca-sellcar.com/



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