2019 デイトナ24時間レース!雨のエキサイティングな決勝レース!!

デイトナ24時間レース。雨に見舞われた決勝レースを制した(AUTO SOORT web引用)

 

 

2019デイトナ24時間レースで総合優勝を喜ぶフェルナンド・アロンソ、ジョーダン・テイラー、レンガー・バン・デル・ザンデ、小林可夢偉!



youtube (2019 Rolex 24 At Daytona Part 1)

 

2019 Rolex 24 At Daytona Part 1

 

 

赤旗中断中の2019ロレックス・デイトナ24時間レース

1月26日から27日にかけてアメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたロレックス・デイトナ24時間レース。雨に見舞われた決勝レースは、コニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rの10号車キャデラック(ジョーダン・テイラー/ランガー・バン・デル・ザンデ/小林可夢偉/フェルナンド・アロンソ組)が総合優勝を飾った。

一昨年のデイトナ・ウイナーであるウェイン・テイラー・レーシング(WTR)は、2019年のデイトナに向け、予選よりも決勝に強くフォーカスした準備を進めて行った。長時間のレースで本領を発揮してくれるであろうアロンソと可夢偉という強力な助っ人も用意し2019年のデイトナ24時間に挑んだ。

DPi(デイトナプロト・インターナショナル)というカテゴリーが始まって以来、もっとも高い実力を発揮しているのがキャディラック。それに対して、苦戦を続けて来ている筆頭はまだ総合優勝を経験していないマツダで、昨年のデイトナがデビューだったアキュラも、まだ勝利はミド・オハイオでの1回しか挙げることができていない。

このような状況下だと、IMSAが誇る“バランス・オブ・パフォーマンス(BOP)”という名の性能調整は、どうしてもキャディラックに対して厳しいものになる。

予選ではマツダRT24-Pがライバル勢より明らかに速かった。エンジンは小型の2リットル4気筒ターボだが、彼らのストレートスピードはもっとも早く、ポールポジションと総合4番手を獲得した。

アキュラは予選2、3番手。キャディラック勢は最高でも予選5番手という苦々しい結果となった。昨年ポールポジションを獲得したWTRだったが、今年の予選結果は6番手となった。

しかし、予選でのポジションを彼らはまったく気にしていなかった。24時間の長丁場をいかに優位に戦うかにフォーカスしていたからだ。

「他ブランドのマシンは僕らよりストレートスピードが速い。なかなかオーバーテイクできない」と性能差は合同テストの時ですでに明らかになっていた。

そこで、レースの決勝中に雨が降るという予報を聞いた時には、「僕らにもチャンスが生まれると思った」とジョーダン・テイラーは感じたという。

レースはドライでスタート。雨が降り出すのは明け方からという予報で、そのとおりに現地時間5時頃からデイトナは雨に見舞われた。

 

 

雨の中を走行する、コニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rの10号車キャデラック

デイトナ24時間で長谷見昌弘、星野一義、鈴木利男以来の快挙遂げた可夢偉「チーム全員が最高の仕事」。デイトナで優勝した日本人ドライバーとしては4人目となる。

 

ランボルギーニ、『ウラカンGT3エボ』がペナルティやパンクの逆境を乗り越えデイトナでデビューウイン

 

 

1月26~27日、アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで2019ロレックス・デイトナ24時間が行われ、ランボルギーニ・ウラカンGT3エボを走らせるGRTグラッサー・レーシング・チーム(ミルコ・ボルトロッティ/ロルフ・イネイチェン/リック・ブルーカーズ/クリスチャン・エンゲルハート組11号車)がGTデイトナクラスを制覇。2018年に続く大会2連覇を達成した。

2019年シーズンもIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ開幕戦の舞台となったデイトナ24時間。昨年、この伝統の耐久レースを制したランボルギーニとGRTグラッサー・レーシング・チームは、新型モデルとなるランボルギーニ・ウラカンGT3エボを今戦から導入した。

そんなGRTの11号車ランボルギーニは決勝に先駆けて行われた予選でGTデイトナ(GTD)クラス5番手を獲得し、26日の決勝を3列目からスタートしていく。ファーストスティントを任されたイネイチェンはレース序盤から積極的にポジションを上げ、同じくウラカンGT3エボで参戦したEBIモータースの46号車ランボルギーニなどを交わしてクラス3番手に浮上してみせた。

しかし、その後首位に立った11号車ランボルギーニは、セーフティカールールに従わなかったとして3分40秒ものストップペナルティを受けて16番手まで順位を落としてしまう。

それでも前年大会の覇者であるチームは勝利を諦めず挽回を開始。すっかり日の落ちたスタートから7時間後にはブルーカーズが上位グループに加わり、ランボルギーニワークスドライバーであるボルトロッティに代わってからはクラス4番手に。12時間時点ではトップと数秒差の4~5番手につけた。

未明になるとサーキットに雨が落ち始め、雨脚は徐々に強くなっていく。これにより赤旗が提示されレース一時中断となってしまった。

約1時間45分の赤旗中断後にリスタートが切られると、直後に46号車ランボルギーニがライバルのポルシェ911 GT3 Rと交錯してリタイアに。また、このアクシデントに巻き込まれたポール・ミラー・レーシング、アンドレア・カルダレッリ組48号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボもオイルリークを起こしてレースから去ることとなった。

■ステファノ・ドメニカリCEO「ランボルギーニで日々ベストを尽くす人々の努力が報われた

表彰台の頂点に立った(左から)ロルフ・イネイチェン、クリスチャン・エンゲルハート、リック・ブルーカーズ、ミルコ・ボルトロッティ

 

 

 

ランボルギーニ・ウラカンGT3エボの初陣で見事デビューウインを飾った11号車ランボルギーニ





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