F1 2021年シーズンが開幕 スクーデリア・アルファタウリ・ホンダとRDS両代表メッセージ
2021年 FIA※フォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)が3月26日に開幕します。3シーズン目を迎えるF1チームスクーデリア・アルファタウリ・ホンダと株式会社RDS(東京都渋谷区 代表:杉原行里 /スギハラアンリ 以下、RDS)のパートナーシップ。両社が共有するのは最速の技術から生まれるモビリティの未来です。F1 2021年シーズン開幕戦を前にフランツ・トストと杉原行里の両代表がメッセージを発表しました。
※Fédération Internationale de l’Automobile(国際自動車連盟)の略称
■F1マシン、車いすレーサー、最速の技術が私たちの日常につながっている
なぜ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダとRDSはパートナーシップを結ぶのか。F1は、モータースポーツ最高峰の舞台であるとともに、自動車業界における最先端研究開発の場でもあります。そこで生み出された技術は、乗用車や街づくりのインフラなど様々な形で私たちの日常に落とし込まれています。RDSは、長年モータースポーツで培ってきた開発力をパラスポーツへと転換し、車いす陸上 伊藤智也選手と58歳で東京大会のメダル獲得というチャレンジに挑んでいます。
モータースポーツもパラスポーツも、人の能力を最大限発揮するために、人の感覚や身体データを可視化し、マシンを調整していくことがパフォーマンスと密接に関係しています。そして、この身体データを活用する技術は未来のモビリティに、そして高齢化社会における未病対策や移動弱者などの課題解決にも寄与することが考えられます。
3シーズン目を迎える両社のパートナーシップ。意見交換や情報発信など、あらゆる面で協力体制を強化し、モビリティの未来を共につくっていきます。
■パートナーシップ コンセプトムービー
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダとRDSのパートナーシップを表現したコンセプトムービーを公開しています。F1マシンや車いすレーサーの開発が私たちの未来につながっていること、そしてモビリティの可能性を世界に発信したいという両社の思いが動画で表現されています。
RDS 公式Youtube
ロングバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=U9WbMnyCbi4
ショートバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=PuNZLUCHy_M&t=64s
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ facebook
https://www.facebook.com/alphataurif1
■RDSロゴの表示
・フロントウィング
・ガレージ
・メディアウォール
・ウェブサイト
・チームシャツ
・プレスペーパー
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ F1チーム代表 フランツ・トスト コメント
F1は、全世界で19億人ものファンがいます。これはあらゆるスポーツのなかでも最も多い数字です。なぜ、F1というスポーツがそんなにも多くの人を魅了するのか。それは、ハイテクカーと人間の組み合わせにあります。そのなかでRDSとのパートナー関係はとてもうまくいっています。RDSは非常にハイテクな製品を開発している会社です。チームとRDSの双方は、常に卓越したデザイン、そしてパフォーマンスという哲学を共有しており、特にカーボン素材においてはエンジニアの間では盛んに意見交換が行われています。RDSとの密接な協力関係は、杉原行里代表と手を取り合い築き上げてきた信頼があってこそのものであり、お互いにとって有益なものだと思っています。
■株式会社RDS 代表取締役社長 杉原行里 (スギハラ アンリ)コメント
3シーズン目を迎えることができました。今年は日本人ドライバー角田裕毅選手が参戦しますし、ラストイヤーを迎えるホンダの今年にかける覚悟、強い思いは、僕らパートナーも胸が熱くなります。このエキサイティングな舞台に参加できることを嬉しく思います。最速の世界で技術を追求するF1のマシンは、モータースポーツファンだけでなく、誰もが“いつか乗ってみたい”と思う憧れです。これはRDSが目指す未来に深く通ずるものがあり、私たちのフィロソフィーである“かっこいい”モビリティは、様々な壁を超える、そしてモビリティの概念を変えることが出来ると思っています。課題先進国である日本、このパートナーシップが目指すのは、ボーダレスな社会の実現です。最高峰の舞台で生み出された技術を、医療や介護、福祉の現場、また私たちの日常に落とし込み、共に新しい未来つくっていく。この技術の先にある未来に挑戦していきたいと思っています。
■株式会社RDSについて
会社名 株式会社RDS
URL http://www.rds-design.jp/
設立 1984年 3月
代表者 代表取締役社長 杉原行里
所在地 埼玉スタジオ 〒369-1211 埼玉県大里郡寄居町赤浜1860
東京デザインオフィス 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-8-6
Fecebook https://www.facebook.com/DESIGN.RDS
2017年より、車いす陸上の伊藤智也選手をテストドライバーに迎え車いすレーサーの開発に着手。マシンの動き、走行中の伊藤選手のフォーム、力の分散バランスなどの力学的なデータ、3Dスキャナーやモーションキャプチャ、フォースプレートなどの機器を使って計測。それらのモーションデータをもとに伊藤選手の「感覚を数値化」し、パーソナルデータにもとづいた車いすレーサーを開発しました。昨年にはイタリアで開催された世界最大級の国際デザインコンペティション「A’ Design Award & Competition 2020※」にて「RDS WF01」の最優秀賞をはじめ「RDS WF01TR」「RDS SS01」と3プロダクト全てが入賞。また、2020年度のグッドデザイン賞でもエントリー全プロダクトが入賞するなど、デザイン性とパフォーマンスを追求するプロダクト開発に取り組んでいます。
※A’ Design Award & Compeition
(http://www.competition.adesignaward.com/)
グッドデザイン賞
(https://www.g-mark.org/award/search?from=2020&to=2020&prizeCode=&keyword=rds)
■RDSが展開するプロダクト・サービス
RDS WF01
WF01は、高性能で高度にカスタマイズ可能な車いすです。スーパーカーのように“いつか乗ってみたい”と思う憧れの存在を目指し、従来の車いすとは大きくスタイリングが異なります。
車いすという概念を超えて、新しいカテゴリーのモビリティを構築することを目的としています。ハンディキャップのある人だけでなく、誰もが乗りたいモビリティを車いすが実現することで、市場を拡大し、ボーダーレスな世界を提供できるとデザインチームは考えています。
(https://rds-pr.com/wf01/)
RDS WF01TR
WF01TRは、アスリート自身の能力を最大限に引き出し、競技パフォーマンスを向上させるために設計および開発された車いすレーサー。短い距離のレースにフォーカスを当てたデザインは、超軽量、高剛性、高加速であり、コーナリング時のボディホールドと安定性を向上させます。
座面や背もたれの位置は、シーティングポジションの最適解を導き出すシミュレーターSS01によって導き出され、製造は、マシンの動きや走行中のフォーム、力の分散バランスなど「感覚を数値化」した力学データをもとにオーダメイドで開発されます。
(https://rds-pr.com/wf01tr/)
RDS SS01
最適なシーティングポジションを導き出すために設計および開発された測定システムです。2017年からスタートしたパラ陸上のレース用車いすの開発をきっかけに座面の位置が人の能力に大きな影響を与えるということを理解出来ました。これまで感覚でコミュニケーションされていた要素を数値化することで、パフォーマンスが劇的に向上。その後、ロボット工学のスペシャリスト千葉工業大学・未来ロボット技術研究センター「fuRo」の協力をへて、アスリートだけでなく、多くの方にご利用頂けるシステムを設計しました。
(https://rds-pr.com/wf01tr/)
テクノロジーの力でパラスポーツを身近にする エンターテイメント体験『CYBER WHEEL X』
人が操縦できる全長4.5mの巨大ロボット
RDSが運営するスポーツx医療福祉xテクノロジーを掛け合わせた、世界で一番ボーダレスなメディア「HERO X」 httphero-x.jp