第36回 国際自動車フェスティバルにおいて マセラティMC20が“最も美しいスーパーカー 2021”を受賞
パリ発―― フランス パリにて「第36回 Festival Automobile International(国際自動車フェスティバル)」の授賞式がオンライン形式で開催され、2020年9月発表のマセラティ MC20が「2021年の最も美しいスーパーカー」において堂々の1位を獲得しました。
マセラティのデザイン責任者であるクラウス ブッセは受賞にあたり次のように述べています「このような栄誉ある賞を受賞できたことを光栄に思います。これは、このユニークなプロジェクトに取り組んだチーム全体の努力が評価されたもので、マセラティの歴史に新たな章を加えました」。
MC20は、エレガンスとスポーツ性能、そして個性が融合した、マセラティのスタイルの傑作であり、マセラティブランドの新時代の幕開けを告げたモデルです。チェントロ・スティーレ・マセラティ(マセラティ・デザイン・センター)によってデザインされたMC20は、驚異的なパフォーマンス、画期的なテクノロジー、そして大胆な技術的ソリューションの融合により、マセラティがスーパースポーツカーの領域に復帰したことを示しています。
MC20は、洗練されたスーパースポーツカーとしてのピュアなコンセプトを貫きながらも、過剰な装飾を排除した極めてクリーンな、時代を超越したデザインで、不変のマセラティのアイデンティティを象徴したモデルです。
その気品とピュアなラインは、スポーツカーとしての個性を際立たせています。上部はボディラインの美しさに拘り、ボディ下部ではスポーツカーとしてのテクノロジーに集中するというクラフツマンシップとエンジニアリングとを理想的なバランスで実現。MC20のデザインは、ハンドメイドによるクオリティと最先端の製造プロセスによる絶対的な精度を高次元で両立させています。
マセラティ・イノベーション・ラボが開発し、モデナの歴史ある工場で生産されるMC20は、100%イタリア製のモデルです。
この新型スーパースポーツカーのデザインにおける最大の特徴は、マセラティ初となる、独自のバタフライ・ドアを採用していることです。また、マセラティで初めて縦型ヘッドライトを採用しており、ワイドに水平方向に配置されたリアライトクラスターも印象的なリヤデザインを生み出しています。
美しいボディの内には、100%マセラティ開発となる630hp V6ネットゥーノエンジンを搭載し、0-100km/h加速は2.9秒以下、最高速度は325km/hを超えるパフォーマンスを有します。
Maserati S.p.A.
マセラティは、並外れた個性で全車種において即座に認識できる唯一無二の車を生産しています。そのスタイル、テクノロジー、そして、もって生まれた高級感により、マセラティは最も目の肥えた人々と、彼らの洗練された趣向を満たし、常に世界の自動車業界のベンチマークとなってきました。成功を収めた車の伝統は、デザイン、パフォーマンス、快適さ、優雅さ、安全性のそれぞれの観点からイタリアのスポーツカーを再定義し、現在70を超える国々で入手が可能です。現在のラインアップは、旗艦車・クアトロポルテ、マセラティ初の電動車となるハイブリッドを新たに設定することとなったスポーツセダン・ギブリ、そして、マセラティ初のSUVであるレヴァンテとなり、すべてのモデルに最高品質素材を使用し、卓越した技術を兼ね備えていることが特徴です。V6およびV8ガソリン、4気筒ハイブリッドおよびV6ディーゼルパワープラント、後輪駆動および4輪駆動を含む、全車種の威信は、強力な580ps V8エンジンを搭載した、ギブリ、クアトロポルテ、レヴァンテで構成される新しいトロフェオコレクションの導入によって、さらに強化されました。最高級の新型スーパースポーツカーMC20は、革新的なネットゥーノV6エンジンを搭載し、標準生産車のパワーユニットとして初めてF1由来のテクノロジーを採用しています。現在、マセラティシリーズは3つの工場で生産されています。ギブリとクアトロポルテはグルリアスコ(トリノ)のアヴォカート ジョバンニ アニエリ工場(AGAP)で、レヴァンテはトリノのミラフィオーリ工場にて。新型スーパーカーMC20は、モデナの歴史的なヴィアーレ チロメノッティ工場で生産されています。